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ゲームボーイ機種比較


GBソフトを遊ぶ場合の、各機種における操作性・画質・音質の特徴をまとめました。
かなり主観が入っているので参考程度に。(はっきりとは比べられないものも多いです)

【評価順】A>A->B+>B>B->C+>C>C->D>E


名称 ボタン 画面 音源


初代ゲームボーイ
 余裕のあるサイズで、ボタンが押しやすい。安定した操作性で遊べる。スタート・セレクトボタンが斜めに配置されているのでポケットより少し押しにくい。  今から見ると「よくこんな画面でやってたな」と思うかも。黄緑の画面で、コントラスト調整は自分で行う必要がある。電池残量が少ないと画面が薄くなる。ライトなし。  もっとも力強い音がでる。ゲームボーイポケット以降は、音が軽かったりノイズがはいったりするので、結果としてこれが一番音が良い。電池残量の影響を受けやすいのも特徴。


ゲームボーイポケット
 十字ボタンはグリグリ動かしてもストレスがない。スタート・セレクトボタンもちょんと押すだけで反応。玩具っぽいボタンだが、操作性はここまでがピーク。  初代より視認性が良くなった。ただし、ゲームボーイカラーと比べると越えられない壁がある。画面は白黒に近くなった。コントラスト調整はやはり自分で行う。ライトなし。  初代ゲームボーイと比べると音が軽め。ノイズが入らないぶん、ゲームボーイカラーよりはクリアに聴ける。


ゲームボーイライト
A- ゲームボーイポケットに似ているが、溝が小さくなったせいか、ボタンが少し押しにくくなった。ボタンの手触りが妙にすべすべ。 D+ ポケットとほぼ同じだが、バックライトがついているぶん、こちらが優位。ON/OFFできるバックライトはこれだけ。  ポケットより高い音がでる。ライトを使用しなければ、カラーよりクリアに聴ける。ライト使用時はいくらかノイズが増える。


ゲームボーイカラー
B+ 従来よりボタンが柔らかくなったが、実際の操作性はポケットのほうが良い。長く使っているとスタート・セレクトボタンの反応が悪くなりがち。  初のTFT画面でくっきり映る。残像がなくなり、コントラスト調整も必要なくなった。選べる色変更機能も嬉しい。ゲームボーイアドバンスと比べるとカラー対応ソフトの色調が自然なところも良い。しかしライトはない。 C+ ノイズがはいりやすい。ヘッドホン使用時はとくに気になる。従来のソフトは一部音が正しく出ないことがある。


ゲームボーイアドバンス
 十字ボタンとA・Bボタンは動かしやすい。問題なのがスタート・セレクトボタンで、サイズが小さく、位置的にやや押しにくい。 C- なぜかゲームボーイカラーより画面が暗い。また、実際のゲーム画面はゲームボーイカラーより小さく表示される。色変更機能に加えて、ワイド機能がついた。カラーと比べると色調がややキツめ。ライトなし。  ゲームボーイカラーとは違ったノイズがはいる。従来のソフトは一部音が正しく出ないことがある。


ゲームボーイアドバンスSP
C+ アドバンスと比べるとボタンが薄くなって押しにくい。ただしレスポンスは良い。スタート・セレクトボタンの位置がゲームボーイカラー以前に戻ったが、サイズが小さいので押しにくい。 C+ フロントライトが初搭載された。ON/OFF可能。それ以外の特徴はアドバンスとほとんど同じ。 C- 従来のソフトは一部音が正しく出ないことがある。ただし、直ったものもある。ヘッドホンとアダプタが併用できない点はマイナス。


初代ニンテンドー3DS
 ほとんどのボタンが固くて押しづらい。耐久性もよくない。スタート・セレクトボタンはもはや飾りのよう。十字ボタンは歴代ワースト。8方向操作に使えるスライドパッドだけ利点。 B-~C- フロントライトよりも視認性が良い、バックライトを搭載。カラー対応ソフトの発色も良い。しかし拡大によって若干ぼやけてしまう。元の画面比率でも遊べるが、こちらは小さすぎ。ゲームボーイプレーヤーまであった色変更機能もないので、総合して見ると一長一短。 A ステレオスピーカーを楽しめるのは3DSシリーズだけの魅力。そして3DSシリーズで最も音質が良いのがコレ。ただし、バーチャルコンソールは音量調整しにくいという難点がある(ボリュームを最大近くまで上げないと音が大きくならない)。また、SEはオリジナルを再現できていない部分もある。


ニンテンドー3DSLL
 ボタンに大きさと厚みができて、初代3DSよりは操作性がよくなった。スタート・セレクトボタンも少しマシになった。しかし全体で見ると下から数えた方がはやい。 B+~C- 機能は3DSと同じ。画面サイズが大きくなったことがそのまま長所。携帯機のなかでは最大サイズの画面で遊ぶことができる。  バーチャルコンソールとしての特徴は初代3DSと同じ。しかし、スピーカーが変更されて、初代3DSより音質が落ちている。


NEWニンテンドー3DS
C 十字ボタンがようやくまともになった。スタート・セレクトボタンも押しやすくなった。初代3DSと比べて明らかに操作性がよい。耐久性はGBシリーズと比べるとやっぱり劣る印象。 B~C- 機能は3DSと同じ。初代3DSより少し画面サイズが大きくなった。バーチャルコンソールでは3Dブレ防止の恩恵はほとんどない。  バーチャルコンソールとしての特徴は初代3DSと同じ。スピーカーが変更されて、3DSLLよりも音質が良くなった。ただし初代3DSには負ける。


NEWニンテンドー3DSLL
 NEW3DSと同じようにボタンが改善されて、3DSLLより操作性がよくなった。NEW3DSと比べると、ボタンが大きく距離があるので操作感はすこし異なる。 B+~C- 機能は新3DSと同じ。3DS→NEW3DSでは画面が大きくなったが、3DSLL→NEW3DSLLでは画面サイズそのまま。 B+ バーチャルコンソールとしての特徴は初代3DSと同じ。音質はNEW3DSとほとんど同じだが、音量はNEW3DSよりも大きくできる。


ニンテンドー2DS
 3DSシリーズでは珍しい玩具っぽいボタン。グニャグニャした感触だが、3DSシリーズの中ではもっともストレスなく遊べる。しかし独特なので好みはわかれそう。このボタンはNEWニンテンドー2DSLLには引き継がれなかった。 B-~C- 3D機能なし。それ以外は、初代3DSと基本的に同じ。画面サイズも初代3DSと同じ。バーチャルコンソールは、3D機能が無くてもあまりデメリットがない。 C- バーチャルコンソールとしての特徴は初代3DSと同じ。しかし、スピーカーがひとつしかない(3DSシリーズのなかでは唯一ステレオスピーカーを楽しめない)。ヘッドホンを使うときはステレオになる。


NEWニンテンドー2DSLL
C- 名称は2DSだが、ボタンの配置や感触は、NEWニンテンドー3DSLLとほぼ同じ。しかし、十字ボタンが少し下方向へ移動して、スライドパッドとの距離が開いた。そのため十字ボタンを使うときは少しアンバランスになる。 B+~C- 3D機能なし。それ以外は、NEW3DSLLと基本的に同じ。画面サイズもNEW3DSLLと同じ。バーチャルコンソールは、3D機能が無くてもあまりデメリットがない。 B- 初代2DSからの変更点として、ステレオスピーカーになった。しかし、スピーカーが下画面側にあり(他の3DSシリーズでは上画面側にある)、音量が少し小さくなった。ボリュームを大きくすると本体を持つ手にまで振動が伝わってくる。


スーパーゲームボーイ
(A) 基本的にSFCコントローラーは操作しやすい。ある程度、コントローラの種類を選べる自由がある。 (A-) 画質はTVモニターにも依存する。色数は少ないが、テレビサイズで遊べるのはひとつの魅力。専用フレームがつくのもこれだけ。ドットはオリジナルより若干潰れる。 (B) 音質はTVスピーカーにも依存する。ソフトによっては専用の音源がでるという特典がある。1はゲームスピードが少し速いので音楽も速く流れるが、2では修正されている。


ゲームボーイプレイヤー
(C) 基本的にGCコントローラーはクセが強い。ある程度、コントローラの種類を選べる自由がある。ボタンは関係ないが、システム上、レスポンスに遅延があるのは欠点。 (A-) 画質はTVモニターにも依存する。機能はゲームボーイアドバンスとほぼ同じ。専用フレームはつかない。スーパーゲームボーイでは遊べないカラー専用ソフトも遊ぶことができる。 (D) 音質はTVスピーカーにも依存する。スーパーゲームボーイとは違った音が鳴る。質はあまりよくない。


■補足
・あくまでも「GBソフト」を遊んだときの比較です。
・大きさと持ちやすさは評価にいれていません。
・出荷時期によって、機種の仕様は一部異なる場合があります。いくらか個体差もあります。
・遊びやすさはソフトのジャンルにもよります。RPGはあまり操作性が問題にならない。
・LRボタン・タッチスクリーン・マイク・ジャイロセンサーは評価にいれてません。


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