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接触不良対策





【接触不良とは】


「接触不良」とは、ゲーム機の接続部分がうまく繋がっていないために不具合が起こることです。ゲーム機の電源が入らない、電源をいれてもゲームが起動しない、コントローラが反応しない、といった現象の原因となります。ゲームを遊ぶ方々の大半はなにかしらの形で接触不良を経験するでしょう。

接触不良による不具合のなかで、被害の大きいひとつがデータの破損です。接触不良によって通電がうまくいかないことから、電気信号や電圧に狂いが生じて、データを保存しているバッテリーバックアップに悪影響を与えることがあります。データチェックに問題があると、データを消去してしまうソフトもあるので、接触不良によるデータ消失の可能性はバカにできないほど高いです。このようなタイプのゲームは、データが消えたと表示されても、すぐに電源を切って端末の掃除をするとデータが残っていることもあります。

ほとんどの接触不良は、ゲーム機の内部ではなく外部で起こります。主な原因は、端子部分のほこりや汚れ、酸化など。ROMカセットやアダプタだけでなく、通信ケーブルやコントローラーやメモリーカードなど、外部から差し込むタイプの機器すべてに接触不良は起こります。端末部分の手入れ、接続頻度の減少、蓋やカバーをすることで、ある程度の防止となるでしょう。

ゲームボーイソフトは、起動時のロゴの崩れ方で接触不良の度合がわかるようになっています。ソフトをほとんど認識していないと■■■■と表示されてしまいます。




【カートリッジの端子掃除方法】

ゲームが起動しないとき、カセットに息を吹きかけるという方法は、サビの原因となると公式に発表されています。

そこで、簡単なゲームソフトのクリーニングの順序を紹介します。

【作業で使った物】
クリーニングキット


【ステップ1】 準備

クリーニングキットを用意します。
なくても綿棒などで代用できます。
【ステップ2】 ハードのクリーニング

ゲームボーイ本体の電源が切れていることを確認して実行。
本体にクリーニングプレートを何回か抜き差しするだけでOKです。
【ステップ3】 ソフトのクリーニング

次はソフトの端子部分にスティックを入れます。
クリーニング液があればなお良し。
端子を軽くこするような感じで何回か左右に動かします。
【ステップ4】 完了

以上でクリーニングは完了。
スティックのフェルトが汚れたら新品に交換しましょう。

上記のような簡単なクリーニングでも読み込みが良くなるので、普段からは時々手入れすることをオススメします。端子部分に傷をつけないことだけは注意してください。
カセットに息を吹きかけるのは、ほどほどに。



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