あれから100年後
※注意！前作のネタバレを強く含んでいます
前作もクリアーした方のみ、読むことをオススメします。
もんすたあ★レース２のオープニングは、王様がどのモンスターが一番速いのか決めるために、初のベリーベストカップを開催するところから始まりますが、実はこの経緯は、前作「もんすたあ★レース」のあらすじに書かれていたものです。
これを読むと、「もんすたあ★レース２」は前作の１００年前が舞台だということが分かります。優勝したのが一人の少年だということも。これが２の主人公のことですね。前作では町人との会話から、第１回ベリーベストカップで優勝した少年は「ウエルスタウン」出身だということが分かります。そして２の主人公が旅立つのも、この「ウエルスタウン」から。なかなかニクイ設定です。
ところで前作では、クリアー後に最強モンスター「バラン」をくれる老人がいますが、話を聞いてみると、この人が第１回ベリーベストカップ優勝者であることにほぼ間違いありません。つまり、この老人が２の主人公ということになります。
ＲＰＧのシリーズもので、前作の主人公が成長して登場するというのは珍しくありませんが、老人になって出てくるのは結構珍しいのではないでしょうか。しかも続編ではなく前作に。かなりのご老体になってしまっていますが、それもそのはず、「もんすたあ★レース２」では小学５年生だったので、１００年経過したら年齢１１０歳前後ですものね。
ちなみに対戦名は仙人となっています。