> ゴッドメディスン

操作方法


■ストーリー


都会から少し離れた町、国分町。今日はそんなのどかな町を騒がせる事件が起りました。UFOがあちこちで目撃されたのです。大人も子どももUFOのうわさをしあい、一日中、空を見上げて過ごしました。そんな一日も日暮れとともに落ちつき、国分町にはいつものような静かな夜がおとずれました。

そして深夜、眠りを知らないゲーム開発会社BGGのビル……。
BGGは今、RPGソフト「ファントム」の開発が最終段階に入り、開発員は明日の完成予定日に間に合わせるために、夜も寝ないでがんばっていました。そのとき取り返しのつかない不幸がこのビルをおそかったのです!
静かな星空に突如、不気味な閃光が走りBGGビルに向かってイナズマが落ちたのです。雷など落ちるはずもない天候の空から落下したグリーンのイナズマは不思議なことに「ファントム」のデータを完全に消してしまいました。

UFOが町を騒がせ、謎のイナズマが落ちBGGビルが火災にあった夜に、人気度No.1のRPGソフト「ファントム」は完成を前にこの世から消滅してしまったのです。いえ…、正確に言うとこの世からなくなってしまったのではなく、違う次元で実体化してしまったようなのです……。

実体化したゲーム世界で、ゲームキャラクター達は「ファントム」のゲームと同じ物語を進行していました。

ゲーム世界の勇者ミカ・アルダン達は世界を悪の力で支配しようとする魔王を倒すため、数々の難関をクリアし、経験と強さを身につけつつありました。

そんなある日、何らかの強大な力が作用し、2つの世界が次元のトンネルでつながってしまったのです。魔王はもう一つの世界に興味を持ち、アルダン達をあせらせました。そして、アルダン達はまだ早いと知りつつ最終決戦の場所へ魔王を追いつめたのです。
「魔王!オレ達がここでお前を倒す。向こうの世界に行くことだけはゆるさん!!」
そんな言葉を無視し、魔王は次元の通路に消えてしまいました。
「ま、まて!」 アルダン達は魔王を追って次元の通路に入って行きました……。

小学校の正門から勢いよく1人の少年が飛び出してきました。
ナオト:「ゴメン、ゴメン、またせちゃった?」
ケンスケ:「そんなにあわてなくても、だいじょうぶだぜ」
ミキ:「そう、塾までにはまだ時間があるわ。ゆっくりいきましょ」
ナオト:「遅れてゴメンね…」
ケンスケ:「いいってことよ、それよか「ファントム」が開発中止になってがっかりだよなー」
ナオト:「そう、ぼくあのソフトを予約してたのになぁー」
ミキ:「それってこの間、雷が落ちて燃えちゃったビルのソフトでしょ?」
ケンスケ:「よく知ってんなぁー」
ナオト:「この前のUFOが何か関係ありそうなんだけどなぁ」
ケンスケ:「宇宙人はそんなにせこかねぇだろうー ハハハッ」

ナオト、ケンスケ、ミキはどこにでもいる仲良し3人組です。
その時、ものすごい音がしました。
ミキ:「キャー」
ケンスケ:「な、何の音だ?」
ナオト:「あーびっくりした、何かの爆発音みたいだったけど……」
ミキ:「林の方から聞こえたわ…」
ケンスケ:「ちょっと行ってみようぜっ、だーいじょうぶだよ」
3人は林の方へ行き、かなり前からあった小屋の前に立つと、中から奇妙な光とかなり大きな音が聞こえてきました。
ナオト:「なかでケンカしてるようだけど、なんか変だな」
ミキ:「こわいわ……」
ケンスケ:「ちょっとのぞいてみようぜっ!だーいじょうぶだって」
そこで3人が見たものは、ミカ・アルダン達が魔王に最後の戦いを挑んでいるところでした。
ナオト:「えっ、ほんとに……ファンタジーだよ、これ……」

ミカ・アルダン達は一方的にやられており、魔王は勝ちほこったように強力な魔法を放ちました。そして、ミカ・アルダン達はそこで力つきて倒れてしまいました…。ナオト達は魔王がいなくなるのを見届けてからおそるおそる勇者に近づいて話しかけてみました。
     「私…はファントムの勇者…ミカ・アルダンだ…」
ナオト:「ええっ、それって、カミナリで消えたRPGの…?」
ミカ・アルダンは傷ついたからだでナオト達に話しました。
「ファントム」のこと、魔王のこと、2つの世界がつながってしまったことそして最後に……。
「私達は間もなく消滅するだろう、その時光の玉がここに残る…それを君達に受け継いで欲しい……」
そう言い終えるとアルダン達は本当に消えてしまい、そこに3つの光の玉が残されました。………。
「つづきはゲームでたのしんでね!」



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