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バイオニックコマンドー


ジャンル: アクション
メーカー: カプコン
発売日 : 92.07.24



FC「ヒットラーの復活」のリメイク。

世界制服を目論むワイズマン率いるドライゼ軍は、強大な軍事力によって全世界に宣戦布告した。ワイズマンが発令した謎の<アルバトロス計画>の正体を突き止めるため、連邦軍は英雄スーパー・ジョーを単身潜入させたがそのまま連絡が途絶えてしまう。事態を重く見た連邦軍は、バイオニックコマンドー最強のFF(ダブルフォース)部隊のエース、ラッド・ペンサーをドライゼ公国に潜入させることを決定する。

主人公は敵国内部を探っていく身なので、移動をチンタラやっているわけにはいきません。離れた場所への移動は、もっぱらワイヤーで行います。ワイヤーは上方向か斜めに伸ばすことができ、天井に引っ掛けると、振り子の要領で飛ぶことができます。これを連続で使用することで、足場のない場所も通過可能。ワイヤーの長さや振り子のスピードは調節できるので、慣れるとスムーズに移動できます。

このワイヤーを駆使してラッドは各エリアを攻略していきます。敵を倒すだけでなく、コンピュータールームなどで情報収集することも重要な任務。公国のなかには中立エリアなるものも存在し、ここでは情報や特殊アイテムを入手できますが、一度でも発砲すると敵が襲ってくるようになります。横スクロールアクションにしてはイベントが多く、ストーリー性が高い作り。

カプコン作品の例にもれず完成度が高いアクションゲームです。ワイヤーアクションのゲーム性と、敵国潜入という目的も上手くマッチして、違和感なくストーリーを進められます。ただし難易度は高くて操作慣れも要求されます。パスワードが図形式というのも、やや面倒くさいところ。

ファミコン版のヤバめの設定とあほな台詞がなくなったのは、ちょっと残念。
むずかしさ:★★★★★ 操作をモノにしないと、まずクリア不可
セーブ機能:★★☆☆☆ パスワードあり、図形式

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